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2007年09月 アーカイブ

2007年09月24日

キャッシングの元利定額返済方式について

キャッシングの元利定額返済方式は、
各返済日において、一回の返済額が毎回同額の返済方式です。

毎回同じ金額を返済しますが、ローン残高が多い返済初期は、
返済金額の内訳における利息分が多くなり、元本返済分が少なくなります。

返済が進むにつれ、返済金額の内訳における元本返済分の割合が増加するため、
返済初期にはなかなか元金が減らず、返済後期には加速度的に現金が減少していく。

キャッシングの返済後期で急速に伸びていくタイプです。

キャッシングの元利定額返済方式は、
各返済日におけるキャッシュフローが一定であるため、
債務者が認識する返済金額が判りやすいというメリットがあります。

一方、ローンの返済期間の初めのうちは返済額のうち、
利息の支払に充当される割合が多く、ローン残高が減りにくいという特徴があります。

また、債務者にとって元金と利息をいくら返済しているのかが判りづらいため、
元金残高がいくらであるのかも判りづらいというデメリットがあります。

住宅ローンなどに多く利用されています。

キャッシング関連「住宅ローン」

住宅ローンは前掲の通り、住居目的に制限される融資です。

他の融資に比べて融資額が巨額となることから、金利は低く抑えられ、
償還期限が30年前後と長いのが特徴があります。

万一貸し倒れになった場合に融資側の金融機関がとる手段として、
建物や土地への抵当権を設定したり、
団体信用生命保険への加入を条件としたりするのがほとんどとなります。

償還期限が長期にわたるため、
一般的に利用される元利均等返済の場合、返済初期の金利負担が大きくなっています。

金利は、パンフレット上では固定金利と変動金利を用意してありますが、
実際には固定金利では融資してもらえない場合も多いです。

変動金利では、長期プライムレートに連動することが多いです。

2007年09月26日

キャッシングの元金定額返済方式について

キャッシングの元金定額返済方式は、
各返済日において、一回の元本の返済額が毎回同額の返済方式です。

毎回同じ金額の元金に、利息を加えた金額を返済します。

ローン残高が多い返済初期は、
当然利息金額も多くなるために一回あたりの返済金額が上昇します。

返済が進むと、1回あたりの返済金額が減っていくタイプです。

キャッシングの元金定額返済方式は、各返済日における元本の支払いが一定であるため、
債務者にとってローンの残高、毎回の利息の支払額を認識しやすく、
最終返済がいつであるのかが判りやすいというメリットがあります。

利息の支払いについては元本残高にかかるために一定ではないため、
借入直後の返済において利息の負担が大く、
借り入れ直後は現預金の手許残高に注意が必要です。

コーポレートローンで多く使用されています。

2007年09月27日

キャッシングの元本一括返済 ・残高スライド方式

キャッシングの元本一括返済方式は、
元本の返済を借入期間の満期日に一括して支払う方式です。

通常、利息の支払いは一定期間毎に行います。
コーポレートローンで多く使用されています。


キャッシングの残高スライド方式は、
元利定額返済方式と同じく、一回の返済額が毎回同額の返済方式ですが、
元本の残高によって一回の返済額が変動する方式です。

リボルビング契約など、追加貸付が頻繁に行われ元本残高が変動する場合において、
元利定額返済方式では一回の返済額の計算が煩雑になるため、
元本残高の範囲によって一回の返済額をあらかじめ決めておく方式です。

消費者金融など、
追加貸付が頻繁に行われるローンに多く使用されています。

2007年09月28日

キャッシング関連「自動車ローン」

自動車は高額商品であるため、
月々の返済額を抑える割賦販売方式が販売会社によって導入されました。

販売会社が割賦販売に活用した仕組みがマル専手形です。

自動車ローンは、手形に割賦金利を上乗せ、
顧客に発行させ金融機関から毎月、取り立てる方式です。

金融機関での取り扱いはあるが、取り扱いが減少していることもあり、
発行手数料は最近上がり気味となっています。

発行した手形金額を顧客が金融機関口座に入金していない場合は、
手形不渡りとなる。不渡り手形の取立ては販売会社が行う事になり、
中には貸し倒れリスクも発生します。

一方でリスクが発生しなければ割賦金利が販売会社の収益となるため、
販売会社の収益源でもありました。

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